新型コロナ禍における供花手配について

新型コロナウィルスの感染拡大により、葬儀の形は変化してきています。

参列者の密を防止する為に家族だけで弔う家族葬や、お通夜を行わず通夜での食事振る舞いを無くし、食事の席での感染リスクを避ける一日葬など、葬儀儀礼が簡素化されつつあります。

三密回避の為、葬儀儀礼が簡素化されると、お世話になった故人の葬儀に参列できない場面が増え、参列者側もコロナ禍により葬儀の参列を取りやめるケースが増えています。

最近では、故人の葬儀に参列ができない代わりに、供花を贈られる方が大変増えてきています。

今回は葬儀には参列せずに供花を贈られる方へ、葬儀前に知った場合、葬儀後に知った場合のお花の違いと、ご予算とマナーの四点ついて書きたいと思います。

2021.01.14

① 葬儀前に知った場合のお花について

◆葬儀にはスタンド花が一般的

葬儀が行われる前に訃報を知った場合は、葬儀会場に地域の風習に合わせた葬儀スタンドを贈られる事が一般的です。

◆地域・葬儀会場によって葬儀スタンドの形は違う

地域の風習と書かせて頂いたのは、葬儀スタンドには一段、二段、だるま、芳名版など地域により、または葬儀会場によりスタイルは違います。またお花の色や花材等も指定がある場合もあります。

◆葬儀会場によってお花の持ち込み不可・持ち込み料がかかる場合がる

また、葬儀会場によっては外部からの葬儀スタンドの搬入が不可、または持ち込み料が1,000円~5,000円程度かかる場合があります。

公共の葬儀会場の場合、持ち込み料がかかる事はあまりありません。

◆通夜が行われる場合は通夜からお花を届けて下さい

最近は、新型コロナの影響で通夜を執り行わない事が多くなりましたが、地方では通夜を行う場合はまだ多いです。通夜が行われる前に訃報を知った場合は、通夜からお花を贈られたほうが遺族の方は喜ばれます。

②葬儀後に知った場合のお花について

◆アレンジメント花が一般的

葬儀が行われた後に訃報を知った場合は、ご自宅にアレンジメント花を贈られる事が一般的です。

◆色合い

亡くなられて初七日までなら白一色が無難です。お色を入れるとしても華美にならない程度の色合いが宜しいかと思います。

大切な家族を亡くされた遺族の方のお気持ちを考慮した場合、お祝いのお花と勘違いされ誤解を受ける可能性がる色合いは避けるべきです。

私の実体験ですが、祖父の通夜の時に飾られた、スタンド花に入っていた「ソリダコ」という黄色のお花を見た叔父が「葬儀に黄色の花を入れるとは何事だ」と怒った事があります。私が「ソリダコは普通に葬儀に入れる花だよ」と伝え叔父は黙り込みましが、滅多に合わない存在感を出したい親戚の方がいる事の多い喪中の場合、細心の注意を色使いにもしなくてはなりません。

ただ、幼くして亡くなられてしまったお子様の場合、白一色では寂しくなりますので、可愛らしく温かみのある色合いを贈られて下さい。

③ご予算

◆スタンド花

お悔やみスタンド花 15000円
POINT
1⃣花色選択可能
2⃣送料無料・全国対応
3⃣生花店から手渡し
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お悔やみスタンド花 二段 20000円
POINT
1⃣花色選択可能
2⃣送料無料・全国対応
3⃣生花店から手渡し
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葬儀スタンド花の平均ご予算は15,000円~20,000円になります。

◆アレンジメント花

お悔やみアレンジメント 10000円
POINT
1⃣花色選択可能
2⃣送料無料・全国対応
3⃣生花店から手渡し
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故人との関係性によりますが、故人がご友人やお世話になった方の場合、葬儀に参列した場合の香典金額が平均10,000円ですので、お花の金額も10,000円のお花を贈られる方が多いです。

ただし、ご親族や取引のあった企業様が贈られる場合は、10,000円~30,000円が相場になります。

お悔やみアレンジメント 20000円
POINT
1⃣花色選択可能
2⃣送料無料・全国対応
3⃣生花店から手渡し
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お悔やみアレンジメント 30000円
POINT
1⃣花色選択可能
2⃣送料無料・全国対応
3⃣生花店から手渡し
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④マナー

◆葬儀二時間前にはお花を搬入する

葬儀開始直前に訃報を知り、急いで花を会場に届けて欲しいと依頼を受ける事がありますが、基本は葬儀開始二時間前にはお花の搬入を済ませる事がルールになっています。

理由は、祭壇から順番に故人との関係性によりお花の並べる順番を決めていきますので、突然お花が増えた場合、お花の並びを変えなくてはならなくなってしまい混乱を招いてしまうからです。葬儀開始二時間前にお花を贈れない場合は、故人のご自宅にアレンジメント花を贈られる事をお勧め致します。

◆早めに花を贈る事はできない

葬儀は日にちと時間が決められています。

早めに花を贈れば安心と思われる方もいらっしゃいますが、決められた日にち・時間以外は他の方の葬儀を行っているため、お花の搬入ができませんのでお気をつけ下さい。

◆葬儀中に自宅に花は贈らない

葬儀中は遺族の方は葬儀に参列していますので、ご自宅が留守になり在宅者がいない為お花の受け取りができない事が多いです。

地方では隣保の方がお留守番しているケースがありますが、葬儀中の時間にご自宅にお花を贈らない方が宜しいかと思います。

◆葬儀に派手な花は贈らない

個人に大変お世話になった方が、特別派手なお花を贈りたいといった要望がありますが、葬儀の場合は皆様と同じお花を贈られる事をお勧めいたします。理由は二点あります。

一点は皆様が同じ花を贈っている中で自分の花だけ派手な場合、悪い意味で目立ってしまうからです。

二点目はどんなに派手な花を贈っても、名札を並べる順番決めの際にお花を変えられてしまう事があるからです。祭壇から近い順番で故人との関係を踏まえお花の順番が決まっていきますが、仕事関係や人間関係で忖度が起きた場合、派手なお花を祭壇の近くに並べ、贈り主の名札を変える事は遺族様の指示によりあります。せっかく高価なお花を贈られても、違う人の名札が刺さっていてはもったいないです。

葬儀儀礼に関しては皆様とご一緒のお花を贈られる事をお勧め致します。

花助のフラワーコンシェルジュサービスとは

全国の厳選された花屋から手渡しで、お供えのお花をお届けいたします。

手渡しでお花を届ける事で、故人様への弔い、遺族様への労いの気持ちを十分に伝える事ができます。

新型コロナにより葬儀参列がままならない中、お花を贈る事で思いを伝え感謝・弔いをしていけるお手伝いをするのが花助のフラワーコンシェルジュサービスです。

花助オリジナル通販サイト

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