贈り主様が出版関係者・同業者・作家様など、贈り先様の関係者である場合について説明いたします。

1⃣贈り先がサイン会会場や刊行記念パーティー会場

文字通りその会場に花を添えることが最も喜ばれますので、その場を華やかに演出できる「スタンド花」がおすすめです。スタンド花には大きな名札も付きますので、関係者・同業者・作家様のお名前も掲げられ、関係性を示すこともできます。

胡蝶蘭などの鉢物を贈られる方もいらっしゃいますが、車で持ち帰る手間がある上、スタンドと比べ存在感が控えめです。鉢物は作家のワーキングスペースなどに贈るケースと限定した方が良く、パーティーや大きなサイン会には向いていません。

◆注意：パーティー会場やサイン会ホールによっては「スタンド花の持ち込みを制限」している場合もあるので、あらかじめ開催会場へ「持ち込み可否」「持込・回収時間」の確認を取り、その旨を生花店へ伝え、依頼をするようにしましょう。パーティーやサイン会の規模、会場の様子、花の用途に合わせて、フラワーギフトを選別しましょう。

2⃣小規模なパーティーやプチサイン会

小規模なパーティーや小さなサイン会へ贈る場合は、「アレンジメント花」「花束」もよく贈られます。贈り先が手狭であり、持ち帰って楽しむ目的が想定できれば、この２点のいずれかが最適といえるでしょう。

3⃣作家の自宅・作家事務所

作家自身の自宅や著者事務所へ贈る場合は、「アレンジメント花」「花束」「胡蝶蘭」が最適です。あくまでも「自宅で楽しむ」フラワーギフトであり、スタンド花は迷惑行為に当たるため避けましょう。胡蝶蘭は1か月以上長持ちしますので、特におすすめです。

知人・友人・親戚の方はパーティーへ贈られることはほとんどないかと思われますので、想定されるのは「サイン会」「作家自宅」になります。

身内の方からのお花に予算や決まりがほとんどありませんので、有志で募り集まった金額で「〇〇一同」とされると良いかと思います。

おすすめの商品は「アレンジメント花」「花束」です。

1⃣スタンド花

15,000円～25,000円(税別)がよく贈られます。

なお、１段(上段にのみ生花)は15,000円(税別)～、２段(上下段に生花)は20,000円(税別)～制作可能とする生花店が大多数ですので、ご予算に応じてスタンドのタイプも決めましょう。

2⃣アレンジメント花

8,000円～15,000円(税別)程度

3⃣花束

8,000円～10,000円(税別)程度

4⃣胡蝶蘭

20,000円～30,000円(税別)程度のものが相場となります。

スタンド花には大きな「名札」が付きますので、お名前が大きく入ります。贈り先様名とご自身の名前の大小関係は、地域風習によっても変わりますので、お気にされる場合は花屋に「相手の方を大きく」など要望を出しておきましょう。

以下が例文になります。

花束に付けるメッセージカードに関しては厳格なマナーを意識する必要はありませんが、

「刊行」は作家にとって何よりも大きな出来事ですので、それを心から祝っていることを示せる内容を簡潔に記しましょう。

お花を贈られる場合、花屋から手渡し届けの商品をお選びください。

アレンジメントや花束を宅配便で届けてしまうと、大きなサイズの段ボール箱に入った梱包されたままのものを届ける事になり、お相手先様に開封や設置など手間をかけさせてしまいます。また、ホールや会場で受け取り後、そもそも開封していただけず箱積みとなってしまう恐れや、運送事故でサイン会・パーティーに間に合わない可能性もあります。

お花の持ち込み時間を必ず会場に確認し、遵守できる花屋を選びましょう。一般的には開場の1時間前までの搬入が多いですが、会場によって異なりますので、確認を怠らないようにしましょう。

「花屋」といえども、実はお医者様と同様、分野が細分化されており、「ホテル会場に近いけど、葬儀社も提携している葬儀に強い花屋」や、「サイン会会場に近いけど、ブライダルメインの高価格な花を仕入れる花屋」など、用途とミスマッチな花屋に依頼してしまうと、とんでもない仕上がりになることも。そのため、「花屋選び」は以下の点を意識しましょう。

・「ギフトフラワー」に強く、顧客目線に立てる

・会場まで設置・(スタンド花なら)回収に行ける

・会場指定の制約や時間を守れる

花助のフラワーコンシェルジュは、贈答用フラワーギフトを得意とし、全国の厳選した花屋から手渡しでお届け致します。

また花助には、花贈りのプロである「フラワーコンシェルジュ」が常任しております。オーダーいただいたすべての注文に目を通し、必要があれば提案を行い、設置回収、配達報告に至るまで「確実な花贈り」をトータルサポートを行います。

開店祝い・開業祝い・移転祝いなどの飲食店、サービス業への花贈りも、就任祝い・昇進祝い・還暦祝いなどの大切な人への花贈りも、すべて花のプロが寄り添います。

刊行祝いとして最適な商品はなにか？名札内容が失礼に当たる内容ではないか？心配事はすべてご相談くださいませ。出版、上梓、刊行祝いへの花贈りは、規模の大小にかかわらず、関係者の方も不安な気持ちを抱きがちなことと思います。

ご注文、お問い合わせは弊社のフラワーコンシェルジュにお任せください。