公共のコンサートホールや地域会館、音楽センター、また主催者側の判断によっては、スタンド花やアレンジメント花を持ち込みできないケースがあります。そのため、事前に教室の先生か会場へ「お花を贈りたい旨・スタンドの持込および回収時間」を確認してください。

また、「高さは180cm以内」「アレンジメントならOK」など、お花に関する指定があるケースもありますので、合わせて確認することをおすすめします。なお、芸能人やアーティストのコンサートとは異なり、大半の発表会・コンサートはインターネットで持込情報などの告知はしませんので、直接電話で関係者へ問い合わせた方がスムーズです。

以下のことを確認しましょう。

1. 「X月X日開催の○○という発表会へ花を贈りたいのですが、持ち込み可能ですか？」
2. 「搬入、回収の時間を教えてください」
3. 「持ち込めるお花には決まりごとはありますか？」
4. (スタンドを断られた場合)「アレンジメント花はどうですか？」

1⃣ バレエ発表会の会場を彩る

スタンド花（＝フラスタ、フラワースタンド）はその場に文字通り「花を添えます」。バレエアカデミーの講師同士や知人同業者、OBの生徒一同からお花をもらうことで、やる気の鼓舞、より良い関係の構築に繋がり、発表会や今後の活動へプラスに働きます。また、入り口に飾られたお花を見て、出演するお子さんたちは嬉しくなり、また誇らしくなるでしょう。なお生徒たち出演の発表会において、生徒個人の親や親戚などがスタンド花を出すことはほとんどないので注意しましょう。あくまでも「団体」や「法人・教室」からの贈り花になります。

2⃣ 花色・花材を選べる

スタンド花は季節の花を用いますが、あらかじめ予約購入しておけば、花色や花材を選択できる花屋もあります。例えば、リリーバレースクール（仮）という団体へ贈りたい場合は、ユリを入れて制作ができることも可能です。お花の仕入れは花屋によって変動がありますので、花材や花色を指定する際は早めに予約注文をしておくことが肝心です。

3⃣ 必要な分だけ花を貰い、残りは花屋が回収

スタンド花に生けられていた花材は、主催者の判断次第で出演者や関係者に配ることがあります。もし配ることを想定される際は、生花店へ注文する際に「包み紙とゴム」を一緒に付けられるか聞きましょう。店舗によっては追加料金がある場合もありますので、併せてご確認ください。また、スタンド花に使用できる花材にも本数制限がありますので、多くとも20個くらいの包みになるかと思われます。なお、残りの花やスタンド台は花屋が回収するので、贈り先様に処分などの手間をかけさせることはありません。なお、スタンド解体と配布に関しては主催者権利ですので、他の来場者は触ってはいけません。

4⃣スタンド１段はおしゃれスタンド台に変更可能

スタンド花を屋内で使用する場合は、スタンド台を白足以外のタイプに変更することをおすすめしております。花助ではこれを「おしゃれスタンド」と呼んでいます。

非常に見栄えが良いので人気がありますが、安定面が弱いため、屋外での設置は基本的に行なっておりません。屋外に飾る場合は、通常の白足かスタンド２段にしましょう。

おしゃれスタンドご希望の際は、備考欄に「おしゃれスタンド希望」とご記載ください。配達花屋の持っているタイプのおしゃれスタンドにてご対応させていただきます。

バレエ発表会へ贈るスタンド花の予算は以下になります。

1⃣スタンド花１段

予算は15,000円～20,000円（税別）になります。また、おしゃれスタンドに拘る場合は～30,000円（税別）のおしゃれスタンド花を１段で贈る方もいらっしゃいます。

2⃣スタンド花２段

２段花は20,000円（税別）からご予算に合わせて制作が可能になります。

1⃣ スタンド花NGの時や気軽に贈る時に

アレンジメント花はカゴにお花が生けられたフラワーギフトですので、コンパクトなギフトです。そのため、スタンド花NGの会場でもアレンジメントは問題なく受け取れる場合があります。また、スタンド花ほど大きなギフトを贈ることに抵抗がある場合は、アレンジメント花でボリュームが出る価格帯のものを贈られても喜ばれます。

2⃣ 発表会出演者・演奏者「個人」へ贈る

アレンジメント花は回収しないお祝い花ですので、そのまま個人にお持ち帰りいただくことになります。バレエ発表会に出演する方へ個人的に贈るフラワーギフトとして最適といえます。予算に合わせて制作ができるので、お子さまへプレゼントする際には低めの価格帯のものでも十分お気持ちは伝わります。

バレエの発表会へ贈るアレンジメント花の相場は、予算に応じて制作できるためかなり前後します。

出演者個人へ贈る場合は、3,000円～５,000円（税別）程度でじゅうぶんお気持ちは伝わります。

団体でアレンジメント花を贈る場合は8,000円～10,000円（税別）のものが良く贈られています。

1⃣出演者に「手渡す」ギフト

花束は直接お相手に手渡しする商品になりますので、発表会の壇上やホールにいる出演者へ直接渡すのであれば花束をおすすめいたします。花束を抱えた出演者は絵になり写真映えをするため、写真での思い出や、また「花束を手渡した」というシチュエーションを経験できたことにも意味があります。

2⃣会場に並べる「装飾」には不向き

発表会に花を贈る時に、花束かアレンジメント花かで悩まれた場合は、直接渡すのなら花束、会場に並べて飾るのならアレンジメント花と考えましょう。花束はそのまま置いて飾ることはできません。

バレエ発表会出演者へ贈る花束は、3,000円～8000円（税別）の花束が相場になります。贈る相手の立場や間柄によって変動し、教室の先生への公演祝いの場合は8,000円～10,000円（税別）のものがふさわしいでしょう。

1⃣ キッズバレエ発表会に人気

バルーンスタンド花・バルーンアレンジメント花は通常のフラワーギフトにバルーン（風船）を混ぜた、最近人気の祝花です。生花だけでは出せないポップなイメージや、バレエのトゥシューズモチーフやバレリーナのバルーンを使うことで、よりかわいらしい仕上がりになります。バルーンの在庫は店舗により異なりますので、希望がある場合は10日以上前にご注文をされると良いでしょう。

2⃣クラシックバレエ公演の際は注意

バルーン入りのフラワーギフトはとてもかわいらしく、華やかな印象ですが「クラシックバレエ」の大人向き公演の場合はイメージがかなり離れています。会場がたおやかな雰囲気に包まれる中、バルーンスタンド花が入り口に置いてあると、世界観を乱しかねません。そのため、バルーンギフトを贈る時は「贈って喜ばれるか」「イメージに反していないか」を一度考えてから決めることをおすすめいたします。

冒頭でご説明した通り、会場によりお花の指定や持ち込みに関する制約がある可能性があります。それと同時に、持ち込み時間や搬入場所も会場や主催者により決められておりますので、その時間を伺って花屋に伝え、その日時にて納品してもらうようにしましょう。時間を破ってしまうと、飾っていただくことができない可能性が高いです。なお、スタンド花に関しては「回収も行う」サービスがあることが肝心です。発表会・公演が終わってもなお回収が行われない場合は、主催者であるダンススクール様にもご迷惑をかけることになりますので、注意しましょう。

また、届け先のホールでは同時に複数のイベントを開催していることもあります。そのため、「○○ホール宛てに〇時に納品してほしい」ではなく、公演名やホール番号を必ず伝えるようにしましょう。

1⃣スタンド花(団体・発表会へ)

祝発表会　 (贈り先名)様　(贈り主名)

祝(公演名)　(贈り先所属団体名)　(贈り先名)様　(贈り主名)

御祝　（教室の先生の名前）様　生徒一同

※装飾目的の壇上花であれば、名札・立て札は必要ありません。

2⃣アレンジメント花(個人へ)

祝発表会　 (贈り先名)様　(贈り主名)

(贈り先様名)ちゃん、とても素敵だったよ　(贈り主名)

現代ではアレンジメント花や花束をインターネットで花屋に注文し、花屋から宅配便でお届けすることもできますが、発表会や公演へ贈るマナーとしては不適切です。必ず「花屋から手渡し」のフラワーギフトを選びましょう。

花屋が制作し、万全の梱包で出荷をしたとしても、運ぶのは運送会社です。中身に水が入っていたり、折れやすい茎が入っていたりしても、毎回無事にお届けできるとは限りません。また、宅配事故事故があった際は搬入予定時間に届かない可能性があるほか、段ボール箱の開封や片付け等を贈り先様にお願いすることになってしまいます。

花屋から手渡しでお届けすれば、プロの花屋の店員が専用のトラックで会場まで直接配送するため、不着や事故の心配がありません。

花助では、全国各地の花屋を厳選し、提携した優良生花店から手渡しで各地域のバレエ発表会・公演会場へお届けできるサービスを展開しております。優良生花店の中でも、コンサート花に強い提携店に依頼いたします。設置・回収に至るまですべてお任せください。

花助には、花贈りのプロである「フラワーコンシェルジュ」が常任しております。オーダーいただいたすべての注文に目を通し、必要があれば提案を行い、設置回収、配達報告に至るまで「確実な花贈り」をトータルサポートを行います。

発表会・コンサート・演奏会のお祝い花は、花助にお任せください。

全国各地のバレエの発表会に花を贈る機会の多い先生方が多数ご利用中です。