- 1 取引会社から贈る開店祝い花
- 1.1 華やかに「スタンド花2段」
- 1.2 法人定番の「胡蝶蘭」
- 1.3 取引会社から贈る開店花の予算相場
- 2 士業の方から贈る開店祝い花
- 2.1 気持ちで「アレンジメント花」
- 2.2 士業の方から贈る開店花の予算相場
- 3 ご友人、ご親戚から贈る開店花
- 3.1 一同で贈る「スタンド花」
- 3.2 テイストに合わせて「胡蝶蘭」
- 3.3 個人で贈る「アレンジメント花」
- 3.4 ご友人・ご親戚から贈る予算相場
- 4 自社で開店する飲食店に用意する開店花
- 4.1 色味を揃えた「統一スタンド花」
- 5 飲食店開店花の贈り方・マナー
- 5.1 開店花を贈るのはレセプション?開店日?
- 5.2 開店祝い花の立て札・名札文例
- 5.3 開店祝い花は「花屋から手渡し」で
- 5.4 花色「赤」は贈ってはいけない?
- 6 フラワーコンシェルジュサービス
イタリアンレストランやラーメン店、ステーキハウス、焼き肉店、パティスリー、居酒屋、ダイニングバー、スペインバル、などなどなど。世の中には様々な飲食店が存在し、私たちに食を通して幸せを提供してくれます。
そんな飲食店の開店にはお祝いの気持ちや、賑わいを演出、開店を象徴するために、花贈りは絶対に欠かせません。店舗正面や店舗内に色とりどりのお花が並んでいれば、前を通る多くの人々が、「新しいお店ができたね」「今度食べに行こうかな」と認知します。お知り合いや家族に「駅前に新しいお店が開店してたよ!」と口コミやSNSで宣伝してくれることも。飲食店の開店花は、宣伝から集客へ繋げるマストアイテムなのです。
今回は、飲食店の開店におすすめのギフトフラワーや相場とされる予算を開店される飲食店との関係性を軸にご紹介いたします。
取引会社から贈る開店祝い花
開店される飲食店と取引のある企業からお花を贈る際、おすすめするお花は「スタンド花2段」「胡蝶蘭」です。
華やかに「スタンド花2段」
飲食店の開店は多くの人にお店の開店を知って貰わなくてはいけません。その為、店舗前に飾り華やかさを演出するスタンド花2段はうってつけの広告塔となります。
スタンド花1段(上にのみお花があるもの)を一番におすすめしない理由は、隣に2段花が並んでしまうと、段数だけで比較されてしまう可能性があるからです。そしてスタンド1段や、おしゃれスタンド台に乗った商品は重心が上に偏る為、風で倒れてしまい、通行人や車に当たってしまうリスクが比較的高いのです。せっかくの開店にスタンド花を贈られるのであれば、見た目も豪華で安定性のある、スタンド花2段が最適でしょう。
ただし、間口の狭いお店や、店舗前にスタンド花を設置するスペースが確保できない場合は、スタンド花を見合わせてください。都内など大都市の小さな店舗の開店に多くのスタンド花が届いた場合、飾る場所が無く、受け取り拒否されることがありますので、事前に店先の広さや、店先から公道までの距離を確認し、設置可能かどうかを考えておくと良いでしょう。
法人定番の「胡蝶蘭」
胡蝶蘭はビジネスギフトとしての定番。存在感もある豪華な花ですので、法人・企業が飲食店の開店に贈ることに適したギフトフラワーになります。
大手企業は開店にスタンド花を出さない傾向があるほか、企業名の入った名札のお花は、飲食店側も長く店内に飾りたい気持ちがありますので、スタンド花よりも花命の長い胡蝶蘭が喜ばれます。ショッピングモール内等の飲食店の開店であれば、風雨や太陽の照り付けなどの天候条件に左右されない為、ショッピングモール通路にも胡蝶蘭を飾ることができ、長期に渡り胡蝶蘭を楽しむことができます。
取引会社から贈る開店花の予算相場
取引会社から贈る開店祝い花の相場は、スタンド花は20,000円(税別)、胡蝶蘭は20,000円~30,000円(税別)になります。
士業の方から贈る開店祝い花
気持ちで「アレンジメント花」
弁護士・税理士・社労士・コンサルタントなど士業の方が取引先の飲食店の開店に贈るお花は、アレンジメント花か胡蝶蘭をお勧め致します。
士業の方はお取引のある法人・企業・事業者を継続的に後援するお仕事になりますので、大きな名札のスタンド花など、あまり目立つお花を開店祝いに贈る必要はありません。また、取引先が多く花贈りの機会が多い士業の方は、アレンジメント花を贈られるだけでもお気持ちは充分伝わります。クライアントである贈り先様の今後の繁栄と継続を願うお気持ちのお花を贈られれば充分です。
士業の方から贈る開店花の予算相場
士業の方がクライアント先の開店に花を贈る相場は、アレンジメント花であれば10,000円(税別)、胡蝶蘭であれば15,000円~20,000円(税別)になります。
ご友人、ご親戚から贈る開店花
一同で贈る「スタンド花」
知人・友人一同で開店を盛大に祝ってあげたい時は、スタンド花をおすすめいたします。
お店の開店はオーナー様にとってまさにハレの日。店舗前に飾られたスタンド花から、皆さんの「おめでとう!」という声を聴き、躍進する力になります。私もよく配達員として開店の場面に立ち会いました。ご友人やご親戚様からの開店花を届け、感動で涙ぐんだオーナー様を何人も知っています。「〇〇高校サッカー部一同」「〇〇友人一同」の名札はどんな企業から頂くスタンド花よりも、特別です。
スタンド花を店舗前に飾ることで、開店を華やかに演出し、道行く人々に開店を知らせる集客にも繋がります。SNSの時代ですので、オーナーさんやスタッフ、お客様などが、スタンド花の飾られた店舗の様子をSNSに投稿し、記念として残せる上、これもまた集客へ繋がるでしょう。
テイストに合わせて「胡蝶蘭」
スタンド花のおけない小型店や、テイストの合わない高級料亭などへは、胡蝶蘭を「一同」で贈られても喜ばれます。個人では予算的に難しいイメージの胡蝶蘭ですが、ご親戚や友人同士で募れば、立派な三本立ちを贈ることができます。
個人で贈る「アレンジメント花」
お店やオーナー様へ個人的に贈る場合や、ご予算が低めの場合はアレンジメント花がおすすめです。アレンジメント花はかごに入っていますので、そのまま飾ることができます。花束を贈られる方もいらっしゃいますが、花瓶に移し替える手間や、名札が表に出る違いなどを考えた場合はアレンジメント花の方が最適といえるでしょう。
ご友人・ご親戚から贈る予算相場
お花を贈る事は気持ちですので、法人・企業と違い、ご友人、ご親戚の方に具体的な予算はほとんどはありませんが、以下の金額帯で贈られることが多いです。
スタンド花・胡蝶蘭:15,000円~20,000円(税別)
アレンジメント花:5,000円~10,000円(税別)
自社で開店する飲食店に用意する開店花
色味を揃えた「統一スタンド花」
大手飲食チェーン店やフランチャイズ店などの場合、本部が一括でお花の注文を管理して手配することが一般的です。今では一般の飲食店でも花屋を指定し、一括管理するお店が出始めています。
一括管理することでお花の色合いや規格を統一でき、お花の搬入と撤収も指定した花屋一社で済みます。たくさんの花屋からにお花の搬入や、撤収を指示する煩雑な手間が無くなりますね。
当社花助では大手飲食企業様とも契約しており、全国各地の飲食店へ一括でお花をお届けできます。是非お問合せください。
飲食店開店花の贈り方・マナー
開店花を贈るのはレセプション?開店日?
飲食店の開店花を贈るタイミングは基本的に開店日になります。一方で、開店直前に開催されるレセプションに参加予定の場合は、レセプションにお届けした方が宜しいでしょう。レセプションの時に他の皆様のお花が並んでいるのにご自分のお花が無く、開店日に合わせてお花を贈る予定だったとしても、忘れていたのではないかと思われてしまうこともあります。
しかし、レセプションと開店日が離れている場合は、せっかくのお花が枯れてしまいます。レセプションから開店日まで2日以内の期間ならレセプションにお花を届け、3日間以上空くようなら、開店当日にお贈りした方が良いでしょう。
開店祝い花の立て札・名札文例
表書きは「祝開店」「祝御開店」「開店祝い」「開店おめでとうございます」「御祝」「祝OPEN」などが一般的です。名札に贈り先様店舗名を入れても入れなくても間違いではありませんが、名札間違いが何よりも失礼に当たりますので、少しでも間違えそうな懸念があれば、先方の店名は抜くことをおすすめいたします。
1⃣法人・企業の場合
祝開店 株式会社(贈り主企業名) 代表取締役 (贈り主代表者名)
御祝 居酒屋(贈り先店名)様 有限会社(贈り主企業名)
2⃣友人・ご親戚の場合
祝開店 〇〇高校卒業生一同
※名札に花を贈る全員の名前を入れ20人の連名などを書くことは、見栄えが良くありませんのでおすすめしておりません。
開店祝い花は「花屋から手渡し」で
胡蝶蘭やアレンジメント花は宅配便でお届けすることもできますが、開店祝いのマナーとしてはふさわしくありません。
胡蝶蘭のうち、贈答に使用される2万円~3万円のものは大変大きく、宅配便の箱の規格160サイズには入り切りません。仮に箱の中に胡蝶蘭を入れる事が出来ても、運ぶのは運送会社であり、箱から取り出すのは、胡蝶蘭を扱い慣れていない飲食店の店員の方。この流通の過程で損傷してしまう可能性は十分に考えられます。また、アレンジメント花も同様、かご内に水が入っているため、箱を傾けると水がこぼれてしまいます。
宅配事故等で開店日に間に合わないリスクもある上、段ボール箱の開封や花の設置、片付け等を、開店でバタバタしているお店の方の手を煩わせることになってしまいます。
法人・企業が、飲食店の開店花に胡蝶蘭を贈る場合は、必ず配達方法を「花屋から手渡しでお届け」のものにしましょう。
花色「赤」は贈ってはいけない?
花助のフラワーギフトは「花色」を選ぶことができ、そのなかでも人気が高いのは「赤・レッド系」です。クールな印象やおしゃれさがあり、ライブやコンサートを始め開店祝いや夜のお店の御祝など、様々な用途で重宝されています。また、中国の風習では「赤は縁起の良い色」とされ、中華料理店の開店祝いによく贈られています。
上記の通り、赤色自体に問題はございませんが、意味合いやゲン担ぎを解釈する人がいます。「赤は赤字に繋がる」「赤は火事に繋がる」と気にする方も一部存在し、「ネットにも飲食店の開店には赤色のお花は贈ってはダメと書いてありましたよ」と、情報サイトを送られたこともありました。この件に関してはあくまでもゲン担ぎであり、一切の根拠もマナー違反もありません。
しかし、少しでも贈り先様の懸念に触れたくない場合や、特に赤に固執する理由がない場合はあえてレッド系を選択する必要はありません。実際のところ、開店花はミックスのお任せでご注文頂くほうが確実に良いお花を制作できます。色の縛りがあると、時期に合ったおすすめのお花や、咲き加減や状態の良い花が使用できず、「白のユリが最も良く咲いている」「黄色のバラを入れたら華やかになる」としても使用できないためです。
もちろん、贈り先様の希望やコンセプトに合わせ、色味の指定をしていただく注文も快く承っております。上記の通り、中華料理店や「赤」のイメージの強い焼き肉店などで親しまれ、「素敵なスタンドだった」とお礼のご連絡も頂戴しております。お届けまで日数があれば、色味に合わせた花の仕入れもできますので対応が可能なケースが大半です。贈り先様のことを考えて、色指定するかどうかを自問することも重要です。
フラワーコンシェルジュサービス
全国に点在する花屋のどこが良いのか、ネットレビューや店舗を一見しただけではわかりません。開店祝いのお花選びは不慣れなことが多いにもかかわらず、絶対に失敗したくないこと。
花助のフラワーコンシェルジュサービスは、全国で厳選した花屋のみと提携し、用途に合わせた店舗から手渡しでお花をお届けいたします。
飲食店の開店では、大手飲食店会社やフランチャイズレストランの本部、また個人店からも一括でご注文を頂き、全国各地に一括でお花をお届けしています。統一されたお花は大変綺麗と好評を頂いております。
飲食店の開店花に悩まれましたら、花助のフラワーコンシェルジュにお問い合わせください。
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